八尾市社会福祉協議会・権利擁護センター主催で、9月28日(木)午後2時より八尾商工会議所において、標記研修会を開催しました。

研修会は市民、民生委員、関係機関職員等140名を越え、非常に多くの方にご参加いただきました。

第1部では、大阪弁護士会「高齢者・障害者総合支援センター」の井上計雄弁護士より「成年後見制度の概要」をご講義いただきまました。

具体的な例をもとに、制度の仕組み、後見人はどのような方が受任するのか、後見人の役割はどのようなものなのか等、分かりやすくご講義いただきました。

 第2部では、八尾市市民後見人の岡本清氏より「市民後見人活動の実際」とし活動報告いただきました。

 岡本氏には、市民後見人になろうと思ったきっかけや、やりがい等の具体的なエピソードを含めながらお話いただきました。アンケートでは、週に1度訪問し、本人を中心に置きながら関わりを続けていく姿に感動したという声もありました。市民後見人でしかできない、きめ細かい心配りと、「お互いさま」の精神が大切という内容で、参加者の中から、今後活動したいというお声もいただきました。

 八尾市では、22名の方が市民後見人バンク登録をされており、今日まで3名の方が市民後見人として選任されております。今後とも市民後見人の養成と、周知を広めて行きたいと考えています!

会場の様子① 大変多くの方にご参加いただきました!

講師 井上 計雄弁護士

市民後見人 岡本 清氏

会場の様子②