3月15日(木)八尾市立社会福祉会館にて、一般社団法人 部落解放・人権研究所 所長 谷川雅彦氏を講師に招いて、人権研修会「部落差別ってまだあるの?部落差別解消推進法ってどんな法律?」を実施しました。

 

2016年12月16日、「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されました。全ての国民が等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり、部落差別の解消を推進し、部落差別のない社会の実現をめざす法律です。

今回の研修会は、法律施行にあたり、部落差別とはどのような問題か、「部落差別解消推進法」とはどのような法律か、そして部落差別解消に向けた地域福祉の課題を考えるために開催しました。

 

部落問題とはどういったものであるのかに始まり、具体的な差別の事例、そして「部落差別解消推進法」の内容へ話は展開されました。

 

部落差別をはじめあらゆる差別のない社会を目指すには…

・法律の周知が大切

・法律を具体化する不断の努力

・「私には関係ない」「私は差別しません」という考え方で差別はなくなるのか 等

研修会にて講師の先生がおっしゃっていました。

 

わたしたち皆が知ること・知ってもらうことの重要さを、改めて学ぶ貴重な機会となりました。