令和5年11月22日(水)、午後2時から第2回施設連絡会研修会を開催いたしました。今回の研修会では、摂南大学現代社会学部上野山裕士氏を講師としてお招きし、①「多機関・多分野が協働した包括的な支援体制の構築に向けて」をテーマとした講演会、②講演を踏まえた事例検討を行いました。

研修会には、高齢・障がい・児童分野から35施設52名の方々がご参加くださいました。また、八尾市役所、大阪府社会福祉協議会からもご参加いただきました。

講演では、福祉問題の複合化により、横断的・包括的な支援体制の必要性についてお話しいただきました。包括的な支援のためには個々の得意分野を必要に応じて他機関と共有し協働する、普段から他機関と連携がとりやすい環境であることがこれからの地域づくりに向けての重要なことだと、改めて考えを深める機会となりました。

講演後には、事例検討会として2つの事例を高齢・障がい・児童の分野の方々を混ぜてグループで話し合い、発表していただきました。グループでの話し合いでは、それぞれの立場、経験による意見が積極的に出され、より深まった提案ができ、有意義な時間を持つことが出来たと考える。

閉会後には、名刺交換をしている場面が多く見受けられ、社会福祉法人で働く仲間としての交流を図ることが出来ました。

施設連絡会といたしましても、今回の研修会を参考に、多機関連携・協働という視点をもって日頃の業務に活かして頂きたいと考えております。

▲講演の様子
▲事例検討会の様子