当事者組織活動の支援

　八尾市社会福祉協議会では、当事者組織活動の支援を行っています。当事者組織とは、同じような経験を持つ者どうしが集まって、課題を共有し、解決していくための活動です。だれもが住みよいまちづくりを目指して関係機関、団体とも連携しながら、支援を行っています。

八尾市ひとり暮らし老人の会連絡会（いちょうの会）

　八尾市内には、地区福祉委員会を単位としたひとり暮らし高齢者の会が多数あります。平成５年には八尾市内のひとり暮らし高齢者の福祉向上を目指して、それぞれの地域の会長たちが結束し、「いちょうの会」が発足しました。ひとり暮らし高齢者が地域で孤立することなく、健康で長生きできるように研修会や情報交換等の活動を行っています。

八尾市介護者（家族）の会

　「家族の介護」という共通の経験を持つ者（当事者）が集まり、活動する当事者組織です。「介護についてひとりで悩んでいる」「介護におわれて、疲れている」「福祉サービスの情報がなくて困っている」、こういった悩みを持つ者がどうしが情報を交換し、それぞれの思いを分かち合いながら、日々の介護をより良いものにしていくために活動を行っています。